トレーサビリティシステムの農業ナビゲーション研究所 農業ナビで農薬判定
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● GAPナビゲーションシステムとは
GAPナビゲーションシステムは、多種多様なGAPに汎用的に対応し、様々なGAP管理項目の管理を簡易に実現するためのシステムです。主要なGAPの管理項目(GAPマスター)と現場で独自に作成する管理項目(独自チェックシート)を対応付けて管理することにより、多種多様なGAPに的確かつ自動的に対応します。GAPマスター情報と独自チェックシート情報は共通データベースにより一元管理されます。また、OCR記入用紙のスキャナーによる読み込みとパソコンの入出力装置に対応するなど、実用的かつ機能的に利用できる仕組みになっています。
GAPナビゲーションシステムはインターネットを介して利用するシステムのため、サーバーなど特別な機器を用意する必要がありません。いつでも、どこでも利用できます。

● 資材ナビゲーションシステムの利用手段
OCR : Optical Character Recognition、光学文字認識
ASP : Application Service Provider、インターネットを介した業務ソフトサービスの提供形態

● GAPナビゲーションシステムの特徴
多種多様なGAPに汎用的に対応します。
現場の運用に即した独自チェックシートを作成・管理できます。
独自チェックシートの記帳内容が各GAPに自動対応します。
独自チェックシートの記帳内容を判定・評価します。
コメント情報を事前設定し、必要に応じて表示・編集できます。
チェックシートの記帳結果を各種集計・年次比較・エクセルデータ出力します。
記帳結果やコメントの履歴管理ができる様式でエクセル出力します。
OCR用紙を自動作成し、スキャナーで簡易に読み取ることができます。
JAのパソコンによる記帳代行ができます。
インターネットを介して、いつでもどこでも利用できます。
農薬適正使用・履歴記帳システム(資材ナビゲーションシステム)と一体運用できます。

● GAPナビゲーションシステムの効果
独自のチェックシート(管理項目)を自由に、かつ様々なパターンで作成することができるため、栽培作物や営農形態などそれぞれの現場の実態に合ったGAPの運用が可能です。また、生産者やJAなどでのチェックシートの記帳や記帳結果の確認のための作業負担を大幅に軽減することができます。記帳結果はデータベース化され、安全確認や作業改善を支援するための有効な情報となります。
更に、農薬使用などの履歴記帳と農薬の適正使用を事前に判定できる資材ナビゲーションシステム(実運用中)との一体化を実現したことにより、GAP管理項目の約1/3を占める農薬適正使用に関連する管理項目の高度な管理も可能になり、GAP管理を通じた安全・安心の取り組みの意識や精度の向上を実現する実用システムとして飛躍的な普及が期待できます。

● GAPナビゲーションシステムの主な機能<ブラウザー処理>
チェックシート作成
独自のチェックシート(GAP管理項目)を作成・管理します。
チェックシート番号、チェックシート名、団体用・生産者用などの使用区分、管理項目の分類、「必須」・「重要」などの管理区分が自由に設定できます。チェックシートの明細は、データベースに登録済みの各種GAPマスターを参照し、必要な項目をコピーして、編集・作成することができます。作成したチェックシートとGAPマスターの管理項目を事前に対応付けておくことで、チェックシートの記帳結果を各種のGAPに自動で反映させることができます。管理項目の対応付けは、同時に複数のGAPマスターを対象にすることができるので、様々な組み合わせで設定できます。更に、チェックシートの明細毎に適合・不適合などの記帳結果に応じた汎用のコメントを自由に設定できます。
チェックシート検索・確認・登録
記帳されたチェックシートを事業所や地区、部会、作物などの条件を指定して検索し、内容を照会・確認します。
必要に応じて、内容の修正入力を行うことができます。その際、JAなど管理団体としてのコメントも記入できます。
コメントは予め登録済みのコメント情報を任意に呼び出して編集できます。また、照会されたチェックシートは、記帳結果やコメントの履歴管理ができる様式でエクセル出力します。更に、資材ナビゲーションシステムとの連携機能により、チェックシート検索画面から該当する生産者の生産履歴照会画面を呼び出し、農薬の使用状況などを確認できます。
各種GAP対応確認
チェックシートと対応付けた各種GAPマスターの対応状況を管理項目毎に確認することができます。また、適合・不適合などの記帳内容、獲得点数、達成率などの評価結果を「チェックシート評価簿」としてまとめて表示します。
チェックシート集計
該当するチェックシートの適合・不適合などの記帳内容、提出状況などを集計します。事業所、生産者、作物、対象GAP、GAP管理項目など様々な条件で集計できます。集計条件を登録して次回利用することもできます。また、次年度更新処理と年次比較機能により過去データとの比較ができます。更に、全ての集計結果はエクセル出力できます。

● GAPナビゲーションシステムの主な機能<OCR用紙処理>と運用手順
市販のコピー用紙などに、該当するチェックシート(GAP管理項目)の内容と生産者の情報などを印刷し、OCR対応のチェックシート記入用紙を作成します。事業所毎や部会毎などに生産者を選択し、まとめて印刷できます。また、生産者へのお知らせや注意事項なども自由に編集して印刷できます。
生産者はOCRチェックシート記入用紙に記帳し、JAなどに提出します。
記入日の他、各管理項目に対して適合か不適合かの結果は○印などの記号を記入するだけで済みます。感想やコメントなどを備考欄に自由に記入できます。
※パソコンでインターネットから記帳する機能もあります。
提出されたOCRチェックシート記入用紙を機械(スキャナー)で読み取り、内容が適正かどうかを確認します。記入用紙は複数の生産者の分をまとめて読み取りますので、効率よく処理できます。
読み取ったチェックシートの情報はインターネットからGAPナビゲーションシステムのデータベースに格納され、パソコンのブラウザーから内容を照会することができます。(詳細は裏面のブラウザー処理の機能を参照ください。)

● GAPナビゲーションシステムの主な運用手順<PDCAの実践>
GAPの実践は単にチェックシートを記帳するだけではありません。GAPを理解し、GAPを実践するための体制や進め方を 整備したうえで、GAPの点検項目を策定し【計画 Plan】、それに基づいて農作業を実施、記録・保存し【実践・記録 Do】、内容を点検し【点検 Check 】、改善が必要な部分を把握・見直し【見直し Action 】、次の計画に反映させ、繰り返し実践することです。
GAPナビゲーションシステムは、PDCAに沿ったGAPの実践を管理・運用することができます。

● 資材ナビとGAPナビの一体運用
農薬や肥料などの農業生産資材の適正使用を事前に判定し、生産履歴情報として自動記帳する資材ナビゲーションシステムと多種多様なGAPに汎用的に対応し、様々なGAP管理項目の管理を簡易に実現するGAPナビゲーションシステムの連携機能により、二つのシステムの一体運用が可能になりました。
これにより、農薬適正使用の確認に加えて、GAPの実践による更なる安全・安心のための高度な取り組みを実現することを支援します。

● 資材ナビゲーションシステムとは
資材ナビゲーションシステムは、農薬や肥料などの農業生産資材の適正使用を事前に判定し、生産履歴情報として自動記帳するシステムです。農薬や肥料などの農業生産資材の誤使用を未然に防止し、効率的な履歴記帳を実現することができます。
野菜、果樹、水稲など品目全般に対応するため、農産物の安全・安心の実現に統一的に利用することができます。

● システムのお問合わせ先
特定非営利活動法人 農業ナビゲーション研究所
Webサイト: http://www.nnavi.org
〒151-0053 東京都渋谷区代々木 2-21-11 ベルテ代々木U-205
         TEL:03-6276-7372 FAX:03-6276-7376
GAPナビゲーションシステムは、以下の研究プロジェクトの成果です。
公式Webサイト:http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/keiei/GAP/、連絡先:GAPNavi@ml.affrc.go.jp
農林水産省「新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業」(課題番号:2005)
課題名:GAP導入促進のための経営支援ナビゲーションシステムの開発
中核機関名:国立大学法人九州大学、研究総括者(教授:南石晃明)
中課題(イ)生産資材適正使用のためのGAPナビゲーションシステムの開発
       担当機関名:特定非営利活動法人 農業ナビゲーション研究所
※本ナビゲーションシステムに関する記載の製品名、サービス名等は特定非営利活動法人農業ナビゲーション研究所の商標または登録商標です。
※その他の会社名、製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。


● パンフレット
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