トレーサビリティシステムの農業ナビゲーション研究所 農業ナビで農薬判定
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平成18年度事業
取組経過
実証結果報告
実証の概要
実証産地と対象品目
実証スケジュール
実証参画団体
実証システムの紹介
青果向け
生乳向け
平成17年度事業
農薬適正使用ナビゲーション
システム研究会
課題名
生産資材適正使用ナビゲーションシステムと統合された小規模事業者に導入可能なトレーサビリティ・システムの開発実証

実証のポイント
平成17年度ユビキタス事業でJA等個別事業主体向けに開発した「農薬ナビを活用した農薬使用リスク管理システム」をベースに、動物用医薬品等生産資材全般に対応し、全国の複数のJA等が低コストで利用できる汎用的な集中情報処理提供システムを新規に構築します。更に、小規模な流通・小売業者を対象にしたQRコードによる流通履歴情報の登録・照会を可能にする簡易なシステムを開発します。

開発システムの特徴
【 生乳分野】
(1)生産・出荷段階のシステム (生乳生産安全管理システム)
 ・動物用医薬品等に対応した生産資材共通基盤データベース
 ・動物用医薬品の使用履歴、投薬指示書に基づく事前判定・警告機能
 ・既存のトレーサビリティ・システムとも連携できるオープンなシステム構築
 ・全国の酪農組合・JA・酪農家などに対応した集中処理型の汎用サービス
 ・全国の酪農家(25,000戸)へ普及が期待できる実用性の高いシステム

(2) 流通段階のシステム (生乳流通トレーサビリティシステム)
 ・搾乳牛・バルククーラー・集乳車・クーラーステーション・送乳車の識別と紐付け
 ・生乳流通情報の一元管理によるチェーントレーサビリティ

【 青果分野】
(1)生産・出荷段階のシステム (生産資材適正使用安全管理システム)
 ・農薬、肥料等に対応した生産資材共通基盤データベース
 ・生産資材の使用履歴、使用計画に基づく事前判定・警告機能
 ・事前判定・警告と一体化した記帳負担が小さい自動履歴記帳機能
 ・ポジティブリスト制度に関連した農薬ドリフト可能性判定とビジュアルな地図表示
 ・既存のトレーサビリティ・システムとも連携できるオープンなシステム構築
 ・全国のJA・生産者などに対応した集中処理型の汎用サービス

(2) 流通段階のシステム (青果流通トレーサビリティシステム)
 ・QRコードによる多様なコードを含むロット識別
 ・携帯電話とQRコードによる簡易で低コストな流通履歴情報と照会
 ・青果流通情報の一元管理によるチェーントレーサビリティ
 
実証により期待される効果
【 生乳分野】
(1)生産・出荷段階
 ・生乳の搾乳時の判定・確認により安全・確実な出荷処理が実現できます。
 ・生乳生産安全管理の信頼性を担保できます。
 ・携帯電話の利用により記録・確認作業の効率化と即時処理が可能になります。
 ・作業者だけでなく集出荷団体と生産者の間の情報共有が可能になります。
 ・集出荷団体による生産指導、計画生産などに活用することができます。

(2) 流通段階
 ・何らかの問題が発生した場合の影響範囲を迅速に把握し、回収等の処置が容易
  にできます。
 ・「合乳」(統合)、「分割」の内容を容易に確認できます。
 ・出荷時のバルククーラーに紐付く搾乳牛の特定に加えて、個々の搾乳牛の動物用
  医薬品の投与記録や衛生管理情報など生産履歴情報を確認できます。

【 青果分野】
(1)生産・出荷段階
 ・農業生産資材全般の適正使用が可能になります。
 ・ポジティブリスト制度に対応したドリフト対策に有効です。
 ・生産現場での簡易な利用やシステムの初期投資の大幅な抑制など普及性が高い。
 ・生産履歴を第三者機関(NPO農業ナビゲーション研究所)が一元管理することから
  信頼性が担保されます。
 ・流通トレーサビリティシステムとの連携による確実なチェーントレーサビリティが実現
  できます。
 
(2) 流通段階
 ・QRコードを貼付可能な全ての生鮮食品等に適用できます。
 ・全国の全てのJAで利用できます。
 ・流通履歴を第三者機関(NPO農業ナビゲーション研究所)が一元管理することから
  信頼性が担保されます
 ・QRコード、携帯電話、インターネットの組み合わせにより、極めて安価で簡易な運用
  が可能となり、小規模事業者への普及が期待できます。

全体概要図 【 PDF
詳細な内容は [ こちら ] をご覧ください。(PDF形式/1頁/約32KB)
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