生活協同組合エル 組合員の皆様
この度生活協同組合エルでは、農林水産省「ユビキタス食の安全・安心システム開発事業」に協力、参加することとなりました。(ユビキタスとはインターネットなどの情報ネットワークにいつでも、どこからでも場所にとらわれずにアクセスできる環境を指しています。)
事業の内容はこのユビキタスの技術を活用して、産地における農薬の使用などの記録の自動化・簡便化を図り、消費者が農産物の情報(栽培履歴や産地情報など)を簡単に入手できる食の安全・安心システムの開発を可能にするというものです。
生活協同組合エルでは組合員の皆様へのアンケートという形での参加協力で、消費者の意見を事業に反映させ、システム開発や産地での管理体制強化に役立てようというものです。
■アンケート調査並びにお届け商品について
アンケート調査は「サンチュ」の購入者にご協力頂くことに致しました。
今回お届けする「サンチュ」は食の安全・安心の問題に早くから関心を持ち、「適正農業規範(GAPと称します)」に取り組んできた千葉県の農事組合法人和郷園で栽培されたものです。
※「適正農業規範(GAP、ジーエーピー)」とは?
「適切な農場管理」を行うことであり、そのために以下のことに取り組みます。
@ 農産物の安全確保
A 環境への配慮
B 生産者の安全と福祉
C 農場経営と販売管理
農事組合法人和郷園は開発した「先進農家グループ向け農薬使用リスク管理システム(栽培管理システム)」の活用、特に「農薬」の適正使用の実証を行います。つまりシステムが正常に動き、生産者がちゃんとシステムを使えるようにすることが目的であり、サンチュの品質も従来と何ら変わりなく、今までと異なる特別な栽培方法は行っておりません。
組合員の皆様のご意見をぜひともお伺いしてシステム開発や取り組みの普及への参考とさせて頂きます。それ以外の目的での使用は致しません。何卒ご協力いただきますようよろしくお願い申し上げます。
●この事業の詳細につきましては、当ホームページでご覧いただけます。
「農薬適正使用ナビゲーションシステム研究会HP」
http://nouyaku-navi.org/
●また、農事組合法人和郷園につきましては、以下のホームページからご覧いただけます。
「農事組合法人和郷園」
http://www.wagoen.com/
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